2014年7月  グループ山行

九重連峰

大分県


ガスの久住山頂上


強風で飛ばされそうな中岳の頂上


法華院温泉山荘前

7月25日(金)〜27日(日) ☆天候 曇り時々濃い霧、強風
CL 西田、SL 三浦
参加者  会員14名、会友1名
田所、曽田、杉山、新江、幾久、西本、村田、三村、安永、
島田、宮木、三浦、小出、西田  (会友 花房)
交通機関 往復マイクロバス利用
コースタイム
26日(土) 牧の戸峠7:45〜沓掛山8:15〜西千里9:30〜久住分かれ9:50
   〜久住山頂10:35〜中岳11:50(昼食)山頂発12:35〜
   天狗ヶ城12:50〜御池13:10〜久住分かれ13:30〜北千里14:00
   〜諏蛾守越え分岐14:40〜法華院温泉山荘15:20
27日(日) 法華院温泉山荘7:20〜大船山登山口7:30〜立中山分岐8:23
   〜大船山9:55〜大船山登山口11:37(軽昼食)12:10〜
   雨ヶ池〜長者原登山口14:50

報告及び感想
 木陰のない26日の行程は暑さが心配だったが、霧に包まれ夏とは思えない涼しさの中を登った。初めは霧のため真っ白だった風景も登るにつれ時折霧が流れ、切れ間から斜面に広がるノリウツギの白い群生が姿を現す。幻想的な風景に思わず息を呑む。久住山山頂は視界が悪く、御池を巡り中岳を目指す。中岳山頂は強風で立っていられない。風を避け昼食をとっていると、何と!!視界が完全に開け、眼下に坊ガつる、目の前に大船山、振り返れば、久住山。見られないと思っていた景色を目にして感激。その後の法華院温泉を目指す長い道程もさほど暑くなく歩を進める。また、九重連山は火山を源の山容であることを感じながら法華院温泉山荘に到着。実り多い1日であった。

(記 新江みどり)

 10数万年前から火山活動が始まったと言われている九重連山。その雄大な1,700m級の山々の景観が目に飛び込んで来て感動の連続でした。登山道は、大きな岩、ゴロゴロ岩または木の根っこが階段状になっていたり、うす暗い背丈よりも少し高いトンネル状の木々の中を黙々と進んだりと、飽きの来ない登山で楽しかったです。また噴煙もあちこちで見られ、イオウで茶色掛かった山肌と薄グリーンの山肌のコントラストも実にさわやかで脳裏に焼きつけることができました。
 登山時間が、計画では5時間半のところ、7時間半も掛かってしまい、実に120分のオーバーになってしまいました。当然、色んな要因があると思われますが、今後、長い道程の縦走登山の課題と思われました。

(記 小出義明)

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