2016年1月  定例山行(新年会)

野呂高原

呉市


氷池には薄い氷。えさに寄る鴨が滑って可愛らしい



国民宿舎前で


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1月16日(土)〜17日(日)   ☆天候:晴れ、曇り
参加者32名  統括責任者 三村正弘
 《山行》CL円山祥子 SL若木一之
 《散策》CL若木一之 SL円山祥子
作間 杉山 川村 舞田(真) 松本 宮木(一) 新江 安永 得本
原田 林 中島(美) 滝 坂井 三浦 三重(成) 三重(典)
熊谷(修) 熊谷(陽) 田所 松尾 兼本 宮木(澄) 藤本
若木(小) 西本 村田  会友 舞田(健) 島田
【1月16日(土)】
 コースタイム
呉駅12:32→マイクロバス→川尻コース登山口13:35かぶと岩コース
→仏石→大滑岩15:23→かぶと岩展望台→
国民宿舎野呂高原ロッジ15:40→夕食→新年会
 報 告
 川尻の野呂山登山口から登り始める。この時刻から登り始める人は少ないのか地元の人と思われる方にどこへ行かれるのかと聞かれる。その直後、呉労山の方が下山されて来られたのに出会う。通常の山行では朝早くからばたばたと忙しいが、山上で宿泊するので、昼過ぎからゆっくり登ることができる。こんな山行もいいなと思える。瀬戸内海を眼下に仏石、大滑岩、兜岩などの奇岩を巡りながら山上の高原へ歩を進める。西に傾く太陽に海が映える。暖冬の今年は、凍っていないだろうと思えた氷池にもちゃんと氷が張っている。氷池の氷上を足を滑らせながら餌を求めて歩くカモの愛らしい姿にしばし目を留め、ロッジへ到着する。
 車での参加者と合流し、夕食。宿泊費からは考えられない内容に、初めての者はびっくり。そして、満腹のおなかを抱えて2次会へ突入。先ずは若木さん進行のグループ対抗のゲームに興じる。錆びた頭や体を駆使して楽しい時間を過ごす。その後は、三々五々、飲んだり、食べたり、話し込んだり・・・それぞれの時間を過ごして1日目は終了。
【1月17日(日)】
 コースタイム
散策
 野呂ロッジ9:00→大重岩9:20→小重岩9:45→野呂ロッジ10:10
下山(歩き)
 野呂ロッジ10:30→かぶと岩コース→12:20安芸川尻駅12:39
 報 告
 雨が心配だったが予定通り散策。流紋岩が隆起してできた野呂山ならではの岩の芸術「大重岩(おおがさねいわ)」「小重岩(こがさねいわ)」を鑑賞するため、森の中を歩く。松尾さんから中国地方の山々でよく見られる花崗岩との違いや節理(規則的な割れ目)について教わる。流紋岩と花崗岩は成分が同じはずなのにどこでできるかによって結晶が違うことを中学か高校で習ったことを思い出す。それにしても自然はおもしろい形状をつくり出すものだ。散策を終え、ロッジ特製のパンを各自もらって下山開始。歩き組も雨に遭遇することなく無事川尻駅へ。
 今回の野呂山行は初めて参加した人にはロッジの格安料金も加味して好評だった。その他、体力によって登り・下り方を選べる、みんなと楽しむ時には一緒に楽しむが、お酒の時間になると苦手な者は退散できる等々、それぞれのハンディや条件を理解して山を一緒に楽しむというやまぼうしの理念に沿う山行ではなかったかと思う。さらに、退会された方が参加されて楽しんで帰られたのは何よりだった。

(記 新江 みどり)

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