2017年9月  定例山行

小五郎山(1161.7m)

岩国市 錦町


滑りやすいところも


ザック置いて坑道見学


山頂で


アルバムへどうぞ

9月24日(日) ☆天候 晴れ時々曇り
参加者24名  CL 宮木 澄代  SL 中島 恵
三重(成) 三浦 三村 中島(美) 宮木(一) 坂井 花岡
原田 若林 谷本 井原 中野 長松 田所 曽田 石田
合志 反田 松本 越智 福田 中島(靖)
コースタイム
登山口9:50〜オンドル跡10:00〜休憩所10:45〜寺床11:00〜
小五郎山鉱山跡説明板11:40〜小五郎山山頂12:20~昼食〜
下山開始13:35〜下山15:40
報 告
 お天気も良く久しぶりのやまぼうしでの山行の日。吉和SAで休憩をとり小五郎山へ。
 バスをおりすぐ目に入った清流の流れに心が和みました。舗装された管理道で準備体操をすませ、登山ノートに記入し出発。登山口より10分位歩いた所に鉱山で働いていた方達が暖をとっていたオンドル跡が草に埋もれる様にして残っていて、今尚、山の中に残っている事に驚きました。その後、杉林の中の急登を休憩をとりながらジグザグとゆっくり登り、休憩所と書かれた立札の前で美味しい梨の差し入れを頂きました。梨の甘みで元気を補給し更に歩くとこの辺りから徐々に周りの景色が明るい緑の自然林へと変わっていきました。暫く行くと修験僧が鉱石発掘に従事しながら修行に励んでいたという寺床修験堂跡地の立札がありました。
 危ない箇所にはロープが備えつけられていて、ロープを持ちながら慎重に足を進めていきました。沢筋もあり、そこを超えた所に小五郎山鉱山跡の案内板が設置されていて小五郎山の事を学ぶ事も出来ました。そこからも更に続く急登、周りの景色を楽しむ余裕もなく、足元に気を配りながら登っていくと、頂上まで後少しの所にも坑道があり、此処は中に入ってみる事ができたのでその当時の様子を私達に教えてくれるものでした。こんな高い所で、鉱山発掘の作業に従事されていた方達の苦労を思いました。頂上迄の最後の急登を登ると、いきなり明るくなり山頂へ到着。
 木陰に集まっての昼食。賑やかになった山頂に、時折偵察にやってくる蜂を気にしながら、昼食休憩をゆっくりして下山。下山道は登りとは対照的に道幅も広くどんどん下っていける様な歩きやすい道だったので、景色を眺めながらゆったりとした気持ちで降りていきました。後少しで下山という所で、木の根元の方に巣を作っていた蜂の襲撃に突然遭い、お二人の方が刺され痛い思いをされる。
 バスの帰り道、西原の当番医に寄って帰られましたが、痛み等の症状も直ぐには治らなかった様です。痛い思いをさせてしまい申し訳なかったという思いと共に、山行に参加された方達にもご心配をおかけし たことお詫び致します。自然の中では何がおこるかわからないので、色々な事を想定しての知識や対処 方法を身につけておかないといけないなと思いました。当日山行に参加して下さった皆様お疲れ様でした。

(記 中島 恵)

歩いたコース(データは6月20日の下見のときのもの)

歩いたコース:緑色

距離と標高

時刻と標高

山行記録へ戻る
「広島の山」へ戻る