2017年11月  定例山行

吉和冠山(1,338.9m:廿日市市最高峰)

廿日市市吉和


寒さのなかでポーズが決まらない


木立から漏れる陽で幻想的な世界


冠山山頂の一等三角点と標示板


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11月19日(日) ☆天候 曇り
参加者16名  CL 西田  SL 三浦
中島美、宮木澄、越知、福田、合志、反田、松本、
藤原、皿家、佐々木、林、得本、高橋、田所
交通機関 :マイクロバス
コースタイム
県庁北7:30⇒新幹線口西⇒中筋⇒筒賀P(トイレ休憩)⇒
吉和IC⇒旧冠山スキー場跡→9:40松ノ木峠→11:30寂地分岐
→12:10冠山頂上(昼食)12:30→工事中の林道→鉄製の橋→
15:00タイヤ工場前⇒汐原温泉16:00⇒吉和IC⇒新幹線口17:20
報 告
 急激に真冬並みの寒気となった。高速道路通行中にもみぞれ交じりの水滴が窓に当たる。旧冠山スキー場跡で身支度を整え松ノ木峠に移動した。道端の草には雪が少し積もっていた。山に入ると時々差し込む日差しが木立から漏れて、落ち葉の上の雪で反射し、幻想的な景色を見ることができた。尾根上の道をアップダウンを繰り返しながら、途中補助ロープの掛けられたところを超えて寂地への道の分岐に到着した。木の枝に吊るされた色とりどりのテープが多数あるので良くわかる。
 「冠山へ30分」と書かれた小さな看板を見つけ、右手の道に入る。標高で約1200mに近い高さがあるこのあたりから積雪が多くなった。雪の重みで笹の葉が頭を下げ登山道を覆っている。最後の登りを超えると一等三角点と「冠山1339m」と書かれた標識があり山頂到着である。雪交じりの北風に吹かれると体温が奪われそうだが写真撮影を行う。風を避け下山道に下がったところで昼食を少し食べ、体が冷えないうちに慌ただしく下山することにする。下り道は思ったほど滑らず、ある程度下がると雪も少なくなり、風も穏やかとなった。やがて工事中の林道に出て、これを横断して沢に沿った杉木立の道を行く、ところどころ倒木が道をふさいでいる。鉄製の橋を渡ると自動車道にでる。タイヤ工場の前で待つマイクロバスに乗って汐原温泉に行き汗を流した。
 振り返ってみれば、11月中旬という時期に体験した冬山山行でした。

(記 西田文雄)

感 想
 思いがけず天気が雪模様になり驚きましたが、入会して数ヶ月で雪山登山を経験で き山はいつの季節も美しい姿で待っていてくれるんだと感動しました。
 日頃から準備を万全にしておくことの大切さも知りましたし、終わった後のお風呂で皆さんとさらに仲良くなれたこともとても嬉しい出来ごとでした。ありがとうございました。

(I)

 天気予報は晴れ。「山頂では、雪がチラチラするかもね。」程度の気持ちで広島を出発したものの現地は、細雪でした。山頂は20センチ、30センチは積もっていました。
 登山道で見上げるとナラの梢に着雪して、樹氷状態で幻想的でした。下界では想像もしなかった雪景色にメンバーから歓声が上がりました。
そんな中、リーダーは、チーム員の体調を幾度も声かけ、確認されていました。
 悪天候の中、先導いただきありがとうございました。

(H)

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