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2019年5月  定例山行

十方山(1318.8m)

安芸太田町横川

5月26日(日) ☆天候 晴れ

 参加者27名  CL 林 克己  SL 中島美代子
三浦、宮木(澄)、滝、田所、原田、中島(恵)、中島(靖)、長松、曽田、松本、皿家、高橋、川谷、 横見、菅原、川后、中田、村上、植本、宮本、早水、岡畠、橋本、中村、片山

コースタイム

県庁北7:30⇒広島駅北口⇒中筋⇒広島IC⇒戸河内IC⇒二軒小屋9:4⇒藤本新道登山口9:50〜丸子頭11:20〜11:50那須別れ(昼食)12:30〜13:00十方山13:15〜獅子ケ谷登山口14:20〜15:00二軒小屋⇒戸河内IC⇒広島IC⇒17:30県庁(歩行時間約 4時間30分)

報 告

 高速道路・戸河内ICを降りると、新緑におおわれた田園風景の景色が見える。水が張られ若々しい苗が顔を出し、田植えが終えた田んぼがある。これだけの稲作の耕作があれば、本年の日本の主食は安泰だ。当方の本日の昼食はもちろんおむすびである。
 今回も、藤本新道から三ツ倉、十方山、獅子ヶ谷経由とポピュラーなコースを選択する。
 当クラブは、登山開始前にトイレ、準備体操、自己紹介と一連の事を行う事が慣例であるので済ませる。登山口迄は短距離だがバスで移動する。
 ここから登山開始だ。右側の誘導のリボンに惑わされないようにし、左側の階段道を行く。「リーダーさん歩くのが速いよ」の声が飛ぶ。列に気を留めながら進む。午前中から気温が高く20分も登ると額に汗が浸るので、早めの休憩を取り服装調整をする。
 急登の山道が内黒峠分岐点迄続く。ここで2回目の水分補給を摂る。巨木の間から、新緑の隙間から初夏の太陽の光が射し、複数の小鳥のさえずりが聞こえて来る。また、両側には胸の高さの程のササが茂っている。この季節ならではの風景である。分岐点を越すと稜線となり緩やかなアップダウンとなる。丸子頭を見落としそうになる。予定時間に那須分岐点に到着し、おにぎりの昼食を摂る。美味しいおにぎりの臭いに誘われて子ハエが多数寄ってくる。(この高さでもハエがいる。)
 午後になると逆コースの登山者とすれ違う。ブナやトチの倒れた巨木を跨ぎ、小さな沢を超え、三段程の梯子を登り、変化に富んだ山道を更に行く。さすがに千Mを超えた山である。あれやこれやと想いながら歩くと山頂に到着する。ガイドブックの案内の如く大草原で、平面でさえぎるものが無く十方が見渡せる。「ところで日本海はどの方向に?」
 帰路は下り一辺通りである。3分程歩くとシシガ谷方面の分岐に出る。今日は湿地帯を避け南側の急斜面を利用する。足元にきれいなユキザサ、ナルコユリの花を写真に納めながら、一度の休憩を挟んでいっきに水越峠迄下る。あとは砂利道をのんびり歩く。
 5月としては、記録的な真夏日となり暑かったので、20分毎に休憩を取り水分補給に努めた。今回も27名の参加者で多いに盛り上がった山行であった。前回も25名の参加者があり、ここは魅力ある山である。

(記 林 克己)

歩いたコース

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歩いたコース



距離と標高



時刻と標高



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