三村、三浦、宮木(澄)、滝、小山、杉山、若林、中島(恵)、曽田、林、中島(靖)皿家、中野、栗栖、反田、磯部、川谷、横見、菅原、川后、中田、村上、植本渡辺、宮本、岡畠、片山、高木、吉村(会友)

　宮島弥山への初詣山行は暖かい穏やかな日であった。
　途中、他のグループとすれ違う事もあったが混雑して歩きにくい事もなく、列が大きく乱れる事もなく順調に進んだ。当日の登りの博打尾コースは、階段が少ないとはいえ大きな段差がある箇所があり結構しんどかったが、登山道から見える廿日市の町や穏やかな瀬戸内の海の景色に癒されながら登った。「素晴らしい景色よねえ！」「いいねえ！」「牡蛎いかだが少なくなったみたい」それぞれの思いを口にしながら、見下ろす風景に感激をした。このコースから見える瀬戸内の景色は何度眺めても感激をする。
　久しぶりに山行に参加した人が何人かおられ、1年ぶりに参加した磯部さんも元気に御山神社まで登られた。御山神社での昼食タイムでは三浦さんの手作りのぜんざいが、頑張って登って来た体には格別おいしく感じられた。「ぜんざいが早く温まらないとお餅が柔らかくなり過ぎるよ」「豆ばかりすくってはダメよ。汁もすくうんよ」「お替わりありますか」ぜんざいのお鍋の周りでは和気あいあいとした言葉が飛び交った。お腹を満たした後は弥山の頂上までもうひと頑張りであった。頂上の展望台でも1月とは思えない程暖かく360度の展望を楽しむ事ができた。
　集合写真を撮り、下りは紅葉谷コースを解散場所の紅葉谷公園まで順調に下りた。
　宮島の弥山は、広島近郊に住むトレッキングを楽しむ人たちが年の初めに登る人が多く、馴染み親しまれる山である。世界遺産であるこの島が地元にある事を改めて誇りに思った日であった。
　今年も一年、無事故で山歩きを楽しめますように。

（記　藤原　秀美）