1. ホーム
  2. 山行記録
  3. 雲仙岳(普賢岳:1359.3m)

2020年1月  グループ山行

雲仙岳(普賢岳:1359.3m)

長崎県雲仙市小浜町

1月25日(土)〜26日(日) ☆天候 小雨

 参加者17名   CL滝 史郎
宮木(一) 宮木(澄) 中野 三浦 曽田 若林 林 松本 岡畠 藤原 栗栖 川谷 川后 高木 植本 宮本

コースタイム

コースタイム【1月25日(土)】広島駅7:30⇒7:40県庁北⇒廿日市IC⇒諫早IC⇒14:30雲仙白雲の池駐車場14:35→15:25絹笠山山頂15:40→16:10原生沼登山口→16:20雲仙湯元ホテル(泊)
【1月26日(日)】旅館8:00⇒8:20仁田峠駐車場8:25→9:10妙見岳9:20→国見別れ9:25→9:45鬼人谷口9:50→鳩穴別れ10:30→10:50立岩の峰11:00→11:25普賢岳11:40→12:10紅葉茶屋12:15→13:00仁田峠→13:05駐車場13:08⇒13:25雲仙温泉共同浴場14:05⇒14:10雲仙地獄14:35⇒諫早IC⇒廿日市IC⇒21:30広島駅

報 告

 直前の天気予報では1日目の午後から雨で2日目は本降りになるということで、雲仙へ行ってどうしようかと困った。バスの中で中野さんがゲームをして皆を楽しませてくれて明るい気分で雲仙に着いた。
 雲が重く垂れこめていたが雨は降っていない。白雲の池の駐車場でバスを降り、絹笠山へ向かう。歩き始めたらすぐに小雨が落ちてきたので雨具をつけた。雨は霧雨が降ったりやんだり、登山道も整備されていて難なく山頂へ着く。展望広場があり、雲仙岳と眼下に温泉街が見えた。
 海に沈む夕日がきれいということだが、望むべくもなし。この日の夜は気持ち良い温泉でリラックスし、美味しい料理に舌鼓。夕食後に中野さんがバナナのたたき売りの口上を披露、おおいに楽しませてくれた。
 2日目朝は雲が昨日より高く、雲仙岳への登山はできそうだ。当初の計画通りに仁田峠までバスで行き、妙見岳までゆっくり上る。山頂には妙見神社。この辺りまで登れば冬ならほぼ毎朝、霧氷が見られるはずだが、この冬は暖かすぎる。
 国見別れまでは快適な稜線歩きだが雲の中、まわりは真っ白。国見別れから鬼人谷口まで急な下り、濡れて滑りやすいので慎重に下る。鳩穴別れからの急登を上り立岩の峰あたりは平成新山のすぐ横、なのに雲で見えない。少しガスが薄くなればと待ったが駄目であった。少し下って登り返すと普賢岳山頂。全員で雲を背景に集合写真。風のないところで少しエネルギーを補給して下山。紅葉茶屋からはよく整備された遊歩道、予定通りの時刻に仁田峠に到着。
 計画通りの行程を雨に遭わないで歩くことができたが、この間、全て雲の中、展望ゼロ。「霧氷」を見るはずが「霧」しか見られなかったのが残念。
 バスで雲仙温泉まで降りて共同浴場で疲れをとる。雲仙地獄でたまごを買って食べ帰路につく。往きにも立ち寄った千々石観光センターでは名物じゃがちゃんを食べた人も。焼酎を飲みながら無事広島に帰った。

(記 滝 史郎)



グループ山行雲仙普賢岳感想文告

 雲仙普賢岳山行にあたって、宿での食事時の余興を計画してみた。丁度「みはらし連山山行」で乗り合わしたJR電車の中で、急遽キャステングの打診を行ったところ、快諾を得た。
 「縞のカッパ」は話を聞いたマンションの女性が手縫いで用意してくださり、拍子木や小道具も手抜かりはなく準備万端であった。
 念のため山行前日にホテルに確認の電話を入れた。ホテルからは「夕食は大広間で他のお客さまと一緒です、部屋は和室10畳部屋で17名の入室は無理です」とつれなかった。
 キャストに断りのメールを泣き泣き入れた。キャストは皆が残念がり、また励ましてくれて優しかった。
 翌日、私の涙が雲仙まで伝わったのか、現地は小雨混じりの曇りであった。それでも絹笠山(879m)からは今夜泊まる温泉街の湯気は見えた。
 一夜明け二日目は曇り空の中出発して、仁田峠から妙見岳(1333m)へ登った。次に目的の普賢岳(1359m)を目指した。途中の平成新山に接近して絶好のポイントに到着したが、視界が悪く新山を見ることは出来なかった。途中で霧雨も降ったが、幸い山行の邪魔にはならなかった。頂上近くの紅葉樹林帯では、ミヤマキリシマ(雲仙つつじ)やナナカマドの群生林には驚いた。秋の見頃には押すな押すなの登山客であることを、容易に想像させる見事な群生であった。
 しばらくすると頂上に着いたが、五里霧中で誠に残念。居合わせたトレイルランの人に記念写真をお願いして、撮ることができたのが幸いであった。
 下山後、市営の源泉にて疲れを癒した。実にいいお湯であった。
 バスに戻りザックを置いて「雲仙地獄」を見物した。その雄大さに驚いた。そこでの「温泉たまご」は空腹もあり誠に美味しかった。
 天候には恵まれなかったが、ひどい降雨もなく実に楽しいグループ山行であった。企画された滝リーダーに感謝するとともに、宮木会長をはじめ愉快な参加メンバーに、ありがとう!

(記 中野 正之)

 ページの先頭に戻る