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2020年10月  グループ山行

扇ノ山(1310.0m)・氷ノ山(1509.8m)

鳥取県・岡山県

10月24日(土)〜25日(日)

 参加者16名  CL滝 史郎  SL 川谷 伸哉
宮木(一) 宮木(澄) 三村 中野 三浦 曽田 吉川 松本 栗栖 中田 植本 宮本 坂本 片山

コースタイム・天候

【10月24日(土)】天気 晴時々曇り
広島駅7:20⇒7:40中筋駅⇒広島IC⇒津山IC⇒11:30河原IC・道の駅11:40⇒12:37登山口12:50→13:50檜蔵13:57→14:25扇ノ山山頂14:45→16:00水とのふれあい広場16:08⇒16:55湯村温泉旅館さんきん(泊)
【10月25日(日)】天気 快晴
旅館さんきん7:56⇒(コンビニ)⇒9:07キャンプ場(登山口)9:20→10:23氷ノ越10:30→11:15仙谷分岐11:20→11:50氷ノ山山頂・トイレ12:10→13:04三の丸山頂(昼休憩)13:34→14:22チャレンジリフト終点→15:13登山口⇒15:17トイレ15:35⇒16:15道の駅・河原IC16:40⇒津山IC⇒広島IC⇒20:15中筋駅⇒20:40広島駅

報 告

 一日目はときどき雲に覆われたが晴が多くなり、二日目は終日快晴になり、天気に恵まれた。
 扇ノ山は姫路公園コースを上る。いきなり沢を何度もわたり返したり岩もあったりと、楽しい道。まもなく尾根へ取付き急な登りとなった。しかし道はしっかりしていて、ゆっくり歩いたので楽に登れた。途中、檜蔵という四角い岩のある所では素晴らしい紅葉の展望が見られた。扇ノ山山頂の避難小屋はきれいでここで泊まってみたいような気になる。下山は河合谷コース。山頂からすぐのところに展望所が設けてあって鳥取市、日本海がよく見えた。白い波が打ち寄せていたのは砂丘から白兎海岸にかけてであろうか。ここからの下りが雨の後のせいかぬかるんでいて歩きにくかった。しかし1273mピークを過ぎたあたりからのなだらかな稜線は立派なブナの木の林が続く。白い太い幹がどこまでも林立している景色には驚かされた。
 下山口の水とのふれあい広場に出てすぐにバスに乗って宿へ向かった。途中、滝への道がいくつかあり、すぐ下の標高900mあたりはきれいなススキの原の上山高原、多くのキャンパーをみかけた。気持ちよさそうなところであった。こじんまりした温泉街にある旅館に宿泊する。
 二日目、朝食は通常の時間より早く用意していただけたので、慌てることなく出発出来た。コンビニで弁当を仕入れて氷ノ山へ向かう。小代渓谷を辿る国道482号はマイクロバスがやっと通れる程度の道であった。キャンプ場の一番奥が登山口、トイレもあるのでしっかり準備できた。ここから氷ノ越までは昔の街道、伊勢道で歩きやすいが峠近くは結構勾配がある。避難小屋のある峠で休憩後、稜線を氷ノ山山頂へ向かう。ブナの原生林ということであるが、前日に扇ノ山の広大で立派なブナ林を見ているので貧弱に思えた。巨大な岩塊のこしき岩が目の前に迫ったあたりで仙谷登山道との出合、ここで休憩。こしき岩へ上る人が何人も見えたが、我々はもちろんパス。尾根道なのに意外とぬかるみが多かった。山頂は360度の展望で素晴らしかったが人が多く、昼休憩は三の丸でとることにして、トイレを済ませて出発。笹に覆われた長い稜線を気持ちよく歩いた。空腹のためかやや疲れた頃、三の丸山頂に到着、やや短い時間の昼休憩をとった。展望台へ上がると笹の上へ出られるので素晴らしい展望だ。
 後は下るだけだが、この日の最大の難関が待つ。笹の中の広い歩きやすい登山道がしばらくすると歩きにくい道に急変、岩と木の根が多い急な道になる。やっとスキーリフトの上端に出てホッとしたが、まだここからもさらに急な下り。階段になっているが怖いほど急で長い。あとはスキーのゲレンデの斜面を下る。全員無事下山でき、氷ノ山を堪能した笑顔でした。

(記 滝 史郎)


歩いたコース

【扇ノ山(10月24日)】

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歩いたコース



距離と標高



時刻と標高



【氷ノ山(10月25日)】

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歩いたコース



距離と標高



時刻と標高



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