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2023年5月  定例山行

指谷山(967.2m)

島根県飯南町/庄原市高野町

5月14日(日) ☆天候 曇り

 参加者22名  CL 滝  SL 高木
原田、吉川、在間、松木、三村、植本、宮木(一)、宮木(澄)、松本、杉島、折笠、皿家、林、三浦、橋本、中島(恵)、中島(靖)、村上、田所、川谷、栗栖

コースタイム

県庁北7:30〜新幹線口西7:40〜7:55中筋〜広島IC〜9:05三次IC〜9:35道の駅赤木高原9:45〜上来島〜(林道小田線)〜10:06ホテル「もりのす」10:20⇒11:40木地屋谷展望台(昼食)12:15⇒12:25指谷山12:30⇒13:25杉が谷ルート分岐13:35⇒14:13林道14:15⇒14:20林道小田線⇒15:00「もりのす」15:10〜15:35道の駅赤木高原15:45〜16:10三次IC〜17:15広島IC〜17:35広島駅北口〜17:50県庁北

報 告

 3年前にコロナ禍で中止した計画のリベンジであったが、今回も計画の変更を余儀なくされた。2年前の8月の豪雨によって草峠へ通じる林道全て損壊し車両通行止めとなったが、未だそのまま通行止めとなっていた。調べておかなかったが下見でわかり、急遽コースを変更した。
 気象予報では朝に雨は一旦止むが、昼前からまた雨が降り始めるということで、小雨を覚悟で出発した。もりのすから、以前はすぐに山道に入れたが、今は通行止めになり、砂利の林道を経由するルートだけになっている。30分ほどで土打展望台方面との分岐の鞍部へ出る。ここから上は自然林となりブナ、ミズナラを主体とした明るく気持ちよい緑の中を登る。
 途中一回の休憩を入れて木地屋谷展望台に着く。木が茂り展望はあまりないが、比較的広い休憩所となっているので、ここで昼食休憩とした。雨の心配があったので休憩時間を少し短めにして指谷山縦走路を東に向けて出発した。
 ここからは島根県と広島県の県境の尾根である。すぐに指谷山山頂に到着。ここも木に覆われ広島県側が少し開けているだけで展望はあまりない。集合写真を撮って先に進む。この先で急斜面を下る。土なので滑りやすく少し苦労するがロープがしてあるので安心だ。岩のように足をしっかり固定できないので二、三人が転倒したようだ。下りきると今度は急な登り、そしてようやくなだらかになる。その頃には雨の心配もどこかへ、青空が出て日も差す。ブナの緑も場所によってはまだ春色。ひたすら歩くのではもったいなくて、花の写真を撮ったりしながらゆっくり歩いた。イワカガミの花の時期にと計画された定例山行であったが、イワカガミの花にはやや遅く、ピンクの花は僅かであった。
 杉ヶ谷分れで休憩。そこからは谷へ向かっての急な下りが続く。落ち葉がしっかり積もった道なので慎重に歩く。やがて小さな梯子で支線の林道に出て緊張感が解けた。林道小田線はしっかりした舗装道路で車を通してほしいなと思いながら40分歩いてマイクロバスの待つ「もりのす」へ到着した。計画の変更によって急な下りが長くなってしまったが、全員無事に下山出来てほっとしました。今回購入したトランシーバーを初めて使ってみましたが、先頭と最後尾との連絡がスムーズで、楽に先頭を歩くことができました。

(記 滝 史郎)

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