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2024年9月  自然保護部の活動

霧ヶ谷湿原の植物観察会

北広島町東八幡原

9月16日(月:祝日) ☆天候 晴れ時々曇り

 参加者10名
若木、宮木(カ)宮木(ス)、田所、原田、長松、山本、渡辺、坂本、小池

コースタイム

 高原の自然館9:30〜霧ヶ谷湿原を歩行〜12:00高原の自然館(昼食)12:30(現地解散)

報 告

 霧ヶ谷湿原保護管理者の方(5名)同行で霧ヶ谷湿原の植物観察で湿原を歩きました。天候は晴れて暑い中での観察でした。
湿原は運営、管理(自然再生事業)のため方針が変わり、湿原⇒牧場⇒湿原になったと説明がありました。湿原維持もボランティア活動で行っているそうです。保護管理の方から約40種類の湿原植物の説明がありました。小さい花が転々と咲いていました。暑さもあるのかも知れませんが、春の気候がいい時期に見に来るのもいいかもしれません。帰りに雨が降っている中、赤そば畑の花が満開で見事なのを見て帰りました。

(記 小池)



 霧ヶ谷湿原は、北広島町の八幡高原に点在する湿原群の一つ。西日本有数の規模をほこり、学術的にも価値の高い湿原だそうです。
植物観察会では、木道を歩きながら講師の方から、湿原を代表するヌマガヤやマアザミをはじめアケボノソウ、ビッチュウフウロ、ミゾソバ、クルマバナ等、多くの山野草や生き物の説明がありました。葉の裏を観察したり匂いを嗅いだりして参加された方々は熱心に話を聞き、質問をしていました。
「アケボノソウの黄緑色の斑点からは、甘い蜜が出ているんですよ」との説明を聞いて実際に舐めてみた方がいました。草花を観察している間に、別の講師の方がオニヤンマを捕らえ上手に羽を持って近くで見せて下さいました。帽子につけるオニヤンマとは違い本物は迫力があり、他の虫が怖がるのもわかるなあ…と納得でした。
湿原の再生事業の話では、自然の再生力、蘇った湿原を今後も維持していくことの大切さを学べました。植物観察会は初めての参加でしたが、思っていたより何倍も楽しく良い経験になりました。次回は赤蕎麦を食べて帰りたいなあ!

(記 坂本)


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